11.26.02:58
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03.26.21:33
人はいずれ…
人はいずれ
どんなにあがいても死にゆく
死に向かって生きているよう
それは間違いではない
けれども答えでもない
何に向かって生きているかなんてわからない
だったら
どんな些細なことでも
どんなくだらないことでも良い
少しでも多く知りたい
覚えておきたい
愛しさも
痛みさえも
全てすべて
記憶という宝石箱の中
眠りにつくその時
それがきっと安息を与えてくれるはずだから
それだけが
持っていける唯一のものだから
少しでも多く
あなたの思い出を
私に…
どんなにあがいても死にゆく
死に向かって生きているよう
それは間違いではない
けれども答えでもない
何に向かって生きているかなんてわからない
だったら
どんな些細なことでも
どんなくだらないことでも良い
少しでも多く知りたい
覚えておきたい
愛しさも
痛みさえも
全てすべて
記憶という宝石箱の中
眠りにつくその時
それがきっと安息を与えてくれるはずだから
それだけが
持っていける唯一のものだから
少しでも多く
あなたの思い出を
私に…
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03.24.12:00
片手に本、片手に…
桜の木の下に椅子
花はまだまだ一分咲き
横にテーブル
みかんの段ボール箱
眩しく輝く太陽
眉間に皺が寄る程
片手にティーカップ
中身は麦茶
舞い散る花弁
髪が乱れる強風
軽く頬杖
低いテーブルに不格好
片手に本
中身はひらがな
寄り添ってくる犬
力に負けて押し倒される身体
優雅なようでチープなお遊び
それは子どものおままごと
大人が見ればおかしな真似事
当人にとっては立派なイベント
笑われていることなんて気にしやしない
それどころか一緒に笑う
大人を幸せにしたように
自分も幸せそうに
すぐに飽きてしまっても
片手に本
片手にあなたの手
そのまま駆け出すだけさ
花はまだまだ一分咲き
横にテーブル
みかんの段ボール箱
眩しく輝く太陽
眉間に皺が寄る程
片手にティーカップ
中身は麦茶
舞い散る花弁
髪が乱れる強風
軽く頬杖
低いテーブルに不格好
片手に本
中身はひらがな
寄り添ってくる犬
力に負けて押し倒される身体
優雅なようでチープなお遊び
それは子どものおままごと
大人が見ればおかしな真似事
当人にとっては立派なイベント
笑われていることなんて気にしやしない
それどころか一緒に笑う
大人を幸せにしたように
自分も幸せそうに
すぐに飽きてしまっても
片手に本
片手にあなたの手
そのまま駆け出すだけさ
03.21.09:34
頬を伝う涙
君のせいで流した涙は
君に伝わるのかな
君のために流す涙を
君は受け取ってくれるのかな
君のおかげで流れる涙は
君に届くのかな
頬を伝うこの涙
同じようでも違うんだよ
君は
気づいてくれていないのだろうね
君は
知らないのだろうね
この涙
見せたいんだよ
見せられるかな
君に伝わるのかな
君のために流す涙を
君は受け取ってくれるのかな
君のおかげで流れる涙は
君に届くのかな
頬を伝うこの涙
同じようでも違うんだよ
君は
気づいてくれていないのだろうね
君は
知らないのだろうね
この涙
見せたいんだよ
見せられるかな
03.16.23:25
氷の上でダンスを
私とダンスを踊ってくださいませんか?
氷上で
そんな危ない恋でも構わない
あなたとならば怖くない
下は見ない
怖くないのだから
いつ滑って転んでしまおうとも
あなたは私の側から離れないでしょう?
手を繋ぐ訳じゃない
転んだ時に道連れにしたくないから
真横にいる訳じゃない
自分のペースで滑りたいから
近すぎず 遠すぎず
離れすぎず 近づきすぎず
お互いのペースを保って
お互いの距離を保って
そんな状態でも優雅に踊れるもの
そんな状態の方が相手を見やすいもの
息の合った動きができるもの
恋じゃないかもしれない
もしかしたら
あなたと私はパートナー?
どんな関係でも構わないから
私とご一緒してくださいませんか?
危険で安全な
氷上のダンスを
氷上で
そんな危ない恋でも構わない
あなたとならば怖くない
下は見ない
怖くないのだから
いつ滑って転んでしまおうとも
あなたは私の側から離れないでしょう?
手を繋ぐ訳じゃない
転んだ時に道連れにしたくないから
真横にいる訳じゃない
自分のペースで滑りたいから
近すぎず 遠すぎず
離れすぎず 近づきすぎず
お互いのペースを保って
お互いの距離を保って
そんな状態でも優雅に踊れるもの
そんな状態の方が相手を見やすいもの
息の合った動きができるもの
恋じゃないかもしれない
もしかしたら
あなたと私はパートナー?
どんな関係でも構わないから
私とご一緒してくださいませんか?
危険で安全な
氷上のダンスを
03.13.17:04
降りしきる雨の中
すべてが流れてしまえば良い
そう思っていた
この荒々しい雨
荒々しい風
それらに何もかも
すべてを流してもらえたならば
どんなに楽になるだろうと
世界の苦しみも
恨みも憎しみも
楽しみさえも
すべてすべて
けれど君はそれを許してくれなかった
君はこの雨の中
ここまで走ってきてくれた
それも
雨が上がりそうな太陽のような笑顔で
ああ
こんな小さなことで
ヒトは幸福感を感じる
雨に流してはいけないと感じる
守りたいと感じる
雨は目の前が見えにくくなるだけ
雨が上がればまた見える
そのとき
目の前の物にどう向き合うか
逃げずに向き合えるか
どんなに辛い世界でも
見えにくい小さな小さな幸福は存在するはず
雨は必ず上がる
そう思っていた
この荒々しい雨
荒々しい風
それらに何もかも
すべてを流してもらえたならば
どんなに楽になるだろうと
世界の苦しみも
恨みも憎しみも
楽しみさえも
すべてすべて
けれど君はそれを許してくれなかった
君はこの雨の中
ここまで走ってきてくれた
それも
雨が上がりそうな太陽のような笑顔で
ああ
こんな小さなことで
ヒトは幸福感を感じる
雨に流してはいけないと感じる
守りたいと感じる
雨は目の前が見えにくくなるだけ
雨が上がればまた見える
そのとき
目の前の物にどう向き合うか
逃げずに向き合えるか
どんなに辛い世界でも
見えにくい小さな小さな幸福は存在するはず
雨は必ず上がる