徒然なるままに...

• 04/27/03:30

　桜の木の下に椅子
　花はまだまだ一分咲き

　横にテーブル
　みかんの段ボール箱

　眩しく輝く太陽
　眉間に皺が寄る程　

　片手にティーカップ
　中身は麦茶

　舞い散る花弁
　髪が乱れる強風

　軽く頬杖
　低いテーブルに不格好

　片手に本
　中身はひらがな

　寄り添ってくる犬
　力に負けて押し倒される身体


　優雅なようでチープなお遊び
　それは子どものおままごと

　大人が見ればおかしな真似事
　当人にとっては立派なイベント

　笑われていることなんて気にしやしない
　それどころか一緒に笑う
　大人を幸せにしたように
　自分も幸せそうに

　
　すぐに飽きてしまっても
　片手に本
　片手にあなたの手

　そのまま駆け出すだけさ
　
　
　

　少々ふざけてみました。
　本当は子どものことにするつもりはなく大人のことにするつもりだったのですが、可愛らしく微笑ましく、罪もない方が良いかな、と思いまして。
　まぁ、嫌味っぽくなってしまっていますが、大人の方向へ持っていくためにそうしたのをそのまま使った結果です（苦笑

[0回]

• 03/24/12:00
• 想いのままに詩綴り
• コメント：3
• トラックバック: