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この世界が終わる その時も争いが続くなら 僕たちだけでも愛し合っていたいんだよ
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11.25.09:38

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  • 11/25/09:38

09.15.21:30

喪失(リハビリ中)

今日の空はとても青い
目も覚めるような澄んだ青

昨日までは色などなかった
昨日までは色など感じなかった

それがたった1日
たった1日で
ここまで感じられるようになったんだよ

色を失うのもあっという間だったけれど
取り戻すのもあっという間だったのかもしれない

君一人でこんなに見える世界が変わる

君のその小さな心音は
僕を救うには大きすぎる

君のその小さな手は
僕を包むには大きすぎる

君のその小さな声は
僕を温めるには大きすぎる

でも僕は
その小さくて大きすぎる君を精一杯守ると誓ったんだ

僕の声が君のそれより小さくなるまで
僕の手が君のそれより小さくなるまで
僕の心音が君のそれより小さくなるまで

もう二度と失わないために

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追記

09.14.15:05

月のせい

中秋の名月とやらを見ていました
中秋の名月と満月が重なることは珍しいらしいですね

月になりたいと思ったことがありました
月は人を包み込む優しさがある
月は人を綺麗に受け入れる

ねぇ
私はあなたを受け入れる優しさがほしかった
でも
未熟な私ではだめでした


私はあなたを恋愛的に好きだとは言えなかった
それでも、あなたは私のわがままを受け入れると言ってくれました
だから、あなたの好きという気持ちに付け込みました
その後、私のしていることは残酷なだけだと知りました

そう、だから、わがままを貫いてあなたが別れを言いだすのを待ちました
卑怯だとは知っていましたが
私には言えなかったから


ですから、私は後悔していないはずなのです
それなのになぜでしょうか
月の魔力のせいでしょうか
涙が止まりませんでした

月のせいなら他の星を見れば良い
けれど、月が明るすぎました
この傲慢さは私のよう


全て月のせい
こんな気持ちになるのも
こんな涙が流れるのも
全てが月のせい
月のせい

ねぇ、でもね
月が輝けるのは太陽のおかげなのだと
私は知っています


月は昼間顔を出すこともあるのだから
太陽を知らないわけではないのです

少し
いいえ とても
素直になれなかったのでしょう


だから
月を嫌いになりました

ごめんなさい、太陽さん

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追記

01.18.00:19

もやもや…

あなたに想い人がいることを聞きました
それが誰かは分かりません
それが誰であろうと自分には関係ないと思いつつ
それは自分ではないのだろうと思います
あなたが好きだとは思ったことがありません
それなのに
あなたが想う人が誰なのか考えてしまいます
あの人といると楽しそう
あの人といるといつもより喋る
あの人のことをとても褒めていた
あの人を優しい目で見ていた
様々なあの人
考えれば考える程深みにはまっていく気がします
考えれば考える程自分の気持ちが分からなくなる気がします
あなたは異性との付き合いがほとんどないので
誰に対しても優しくあります
その中で誰を特別視しているのかよく分からないのです
そうして
無意識にあなたを観察してしまっている自分に気付きます

けれど
あなたを好きだと思ったことがありません

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12.08.21:49

snug ice

僕が愛したのは氷の像
水面に氷がはれば思い出さずにはいられない


触れれば凍傷を起こす
ほとんど閉じたままの目蓋
幸運にも開いた目は
僕を通り過ぎた
反応が返ってこないことはわかっていても
話し掛けずにはいられなかった
握った手は無力で
ただただ冷たかった

その身体全てで
僕の存在を認めなかった

感情をぶつけるべき存在は消えていた
やり場のない怒りを
もどかしさを
苦しみを 悲しみを
氷にぶつけないよう宙に舞わせた
僕を否定するくせに
何よりも脆い氷だったから

そう
全ては過去形
だって
その氷は溶けてしまった
寒い冬のあとから現れた
暖かい春の日に
溶けてしまった

消える直前に開いた目は
僕をとらえて温かく光った

もっと
もっと冬が続けば良かったのに


水面の薄い氷が光った気がした

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12.03.22:11

ginkgo

満月の下

その黄色と同じようで違う黄色が広がる

それらは一時的な雨に枝を離れてしまった

それが悲しいのに

夜に浮かぶ黄色に見惚れてしまう

翌日の変色が悲しみを煽るだろうに

目は無意識に二つの黄色をとらえてしまう

その間にも

はらはらと散っていく

落ちていく

その儚さに美を見る

その切なさに何を見る?

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