11.25.14:17
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10.08.22:02
Sunny Day
熱い夏が終われば
昼が短くなる
ほらまた
太陽が顔を出せば
空気が温かくなる
あなたのことを思い出してしまう
誰もが羨む光なのに
私はそれを畏れる
自分には眩しすぎて
自分には大きすぎて
曇らせてしまうのが怖い
その熱さは
体力を奪うのに十分で
熱を上げるのにも十分だった
火傷しそうだった
あなたのような太陽よ
私を照らさないで
私は蒸発してしまうだけの水だから
照らされる時間が短くなっても
あなたを思い出さずにはいられないから
昼が短くなる
ほらまた
太陽が顔を出せば
空気が温かくなる
あなたのことを思い出してしまう
誰もが羨む光なのに
私はそれを畏れる
自分には眩しすぎて
自分には大きすぎて
曇らせてしまうのが怖い
その熱さは
体力を奪うのに十分で
熱を上げるのにも十分だった
火傷しそうだった
あなたのような太陽よ
私を照らさないで
私は蒸発してしまうだけの水だから
照らされる時間が短くなっても
あなたを思い出さずにはいられないから
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10.08.22:01
Rainy Night
熱い夏が終われば
夜が長くなる
ほらまた
雨が降りだせば
暗闇が冷たくなる
君のことを考えてしまう
優しく包み込むことも出来るのに
冷めたふりをして
自分を守っていた
傷つくのが怖かったのだろう
その冷たさは
体温を奪うのに十分で
熱を上げるのにも十分だった
その冷たさの理由を知っていたから
君を連れ去った長雨よ
僕の体温ではなくて
僕を奪っていけば良い
君のもとへと僕を流してくれれば良い
君に似た冷たい雨よ
そのまま止まずに降り続けておくれ
夜が長くなる
ほらまた
雨が降りだせば
暗闇が冷たくなる
君のことを考えてしまう
優しく包み込むことも出来るのに
冷めたふりをして
自分を守っていた
傷つくのが怖かったのだろう
その冷たさは
体温を奪うのに十分で
熱を上げるのにも十分だった
その冷たさの理由を知っていたから
君を連れ去った長雨よ
僕の体温ではなくて
僕を奪っていけば良い
君のもとへと僕を流してくれれば良い
君に似た冷たい雨よ
そのまま止まずに降り続けておくれ
10.08.16:22
台風一過
09.28.06:15
赤
鳥肌が立つほど綺麗な朝焼け
その先で昇り始めた太陽
今まで気付かなかったような真っ赤な真っ赤な色
こんな太陽を見たことがないかもしれない
一瞬に近い朝焼けと太陽の赤
なぜか泣きそうになる
胸を締め付けられる
こんな赤を見たことがない
人間には作れない赤
まるで幻
真っ赤に目を腫らした朝帰り
ちっぽけに感じる原因
ねぇ
その赤はどうやって生まれるの
人の悲しみを燃やしたの
その先で昇り始めた太陽
今まで気付かなかったような真っ赤な真っ赤な色
こんな太陽を見たことがないかもしれない
一瞬に近い朝焼けと太陽の赤
なぜか泣きそうになる
胸を締め付けられる
こんな赤を見たことがない
人間には作れない赤
まるで幻
真っ赤に目を腫らした朝帰り
ちっぽけに感じる原因
ねぇ
その赤はどうやって生まれるの
人の悲しみを燃やしたの
09.10.21:57
autumn sky
スプリンクラーから躍り出る水
その水は少し肌寒い風に乗って飛ぶ
その水とも風とも戯れる子供たち
それらを遠目に
弦の間でピックを遊ばせる
久しぶりに座った芝生の匂い
睡魔に誘われるまま
指を動かし音色を感じる
弦の上で指がつまずく
同時に後ろへと倒れる身体たち
ただただ
空の偉大さに息を呑む
亀の歩みで変化するような秋の雲を目で追う
いつのまにか消えたはしゃぎ声
そよぎ続ける風
回り続けるスプリンクラー
あなたの規則的な呼吸
ゆっくりと雲のごとく流れる時間
まるで初めてその美しさを知ったかのよう
大きな大きな空
果てしなく眺める
二人で包まれる
感覚を総動員させて感じる秋
徐々に赤みを増す絵画のような雲の群れ
言葉を発しない二人
あぁ
ギターにとまった赤とんぼと夕日が重なる
その水は少し肌寒い風に乗って飛ぶ
その水とも風とも戯れる子供たち
それらを遠目に
弦の間でピックを遊ばせる
久しぶりに座った芝生の匂い
睡魔に誘われるまま
指を動かし音色を感じる
弦の上で指がつまずく
同時に後ろへと倒れる身体たち
ただただ
空の偉大さに息を呑む
亀の歩みで変化するような秋の雲を目で追う
いつのまにか消えたはしゃぎ声
そよぎ続ける風
回り続けるスプリンクラー
あなたの規則的な呼吸
ゆっくりと雲のごとく流れる時間
まるで初めてその美しさを知ったかのよう
大きな大きな空
果てしなく眺める
二人で包まれる
感覚を総動員させて感じる秋
徐々に赤みを増す絵画のような雲の群れ
言葉を発しない二人
あぁ
ギターにとまった赤とんぼと夕日が重なる