徒然なるままに...

• 11/25/00:42

真昼に見える月は どこか特別
それは 闇がないから
それは 人々が作った常識だけど
それは
星は闇でしか輝かないということ

夜より どこかあたたかげで
夜より どこかさびしげで
夜より
少しはかなげできれいに見える


たぶん
太陽と同じ空に存在してしまったから
いつもは遠い太陽
近づけない存在のはずなのに

けれどたぶん
ぬか喜び
次の日にはまた
遠い存在に戻ってしまうかもしれない

だからたぶん
真昼の月はこんなに揺れている
こんなに複雑な表情をする


そうやって 人々は物語を作り始める
それも 人の勝手なのだけれど

さあ
君はどんな物語を書くだろう

[0回]

• 11/29/11:37
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忙しいから会えない
って
携帯電話の画面が急に言った

了解
って
それだけ

きっと
離れたあの場所で
君は落ち込んでいる

会えないこと
つれない返事が来たこと

想像は容易い
でもね
私も心が弱ってるみたいだから
会おうとしてほしかったの
昼食ぐらい誘ってほしかったの

急に忙しくなった訳を説明してほしかったの

だから
寂しいなんて
会いたいなんて
私からは言ってあげない

君の温もりなんて
１週間ぐらいなくても平気よ

[0回]

• 11/27/22:51
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近づけば 近づくほど
あなたの知らない面が見えてくる

近づけば 近づくほど
現実の距離感を思い知らせる

近づけば 近づくほど
あなたが離れていくのが怖くなる


あなたは私が一番だと言うけれど
二人の時と そうではない時
態度に明らかな差があることを気にしてしまう

だって
どちらが本心か不安になってしまうもの…

ねぇ
あなたの愛を証明して
なんて
愚かな願いかしら

[0回]

• 11/25/08:38
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さよなら
それから始まることもあるのだと
テレビから聞こえた

そうかもしれない
そういうこともあってもいい

だって
さよならは哀しいだけじゃない
またねみたいに
次を約束する言葉だって良い

だから
さよなら あなた
もう一度やり直そう

[0回]

• 11/13/00:59
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あの人に鍵を返してきました

正しくは

無意識に辿り着いたあの人の家のポストに入れてきただけ

会えば酷い顔を見せてしまうと思ったから



ドアよ開くな

鍵よ音を立てるな



鍵を渡されたときのほっこりした感じ

鍵を落下させながら一緒に捨てました



あとは無感情に帰路につきました

あの人にただ会いたくなかったから

ただ無感情に早足に



でも

無感情なんて無理ですね

今日一日泣き通している私なのですから



ねぇ

あの人が私を追い掛けて止めてくれたなら

何かが変わっていたのでしょうか

[0回]

• 11/12/03:59
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